Fenix Flexin、Instagramコメントで使用を認める
Fenix Flexinが自身のInstagramへのコメント返信で、「AIを使っていないとは言っていない」と明言した。発言の全文は以下のとおりだ。
> 「never said I didn't use AI , i said it had nun to do w recording process . I didn't even know what da app was till we mixed …」
訳すと「AIを使っていないとは言っていない。レコーディングプロセスとは無関係だと言った。ミックスするまでそのアプリが何か知らなかった」となる。事実上の認定発言だ。
Treblo(旧Sonauto)とは何か
プロデューサーMedasinが動画で指摘したAIツール「Treblo」は、旧称「Sonauto」として知られていたサービスだ。Treblo社は自社のAI検出ツールを公開し、「Rubberz」がTreblo AIによって生成されたと判定した。ソース情報によれば、カバーアートもAI生成である可能性が高いとされている。
同様の文脈として、ラッパーのTygaが自身の80年代影響を受けたアルバム「$tarface」でAIに依存したことを認めた件も引き合いに出されている。Fenix FlexinへのコメントはそのTygaの件を指摘したユーザーへの返答だった。詳細はThe Vergeが報じている。
数字と事実だけが語ること
今回の件で確認できる事実を整理する。①Medasinが動画でTreblo使用を指摘。②Treblo社の検出ツールが「Rubberz」をAI生成と判定。③Fenix Flexin本人がInstagramで「AIを使っていないとは言っていない」と返信。この3点が確定した事実だ。
音楽業界でのAI利用を巡る透明性の問題は、個別アーティストの問題にとどまらない。AI検出ツールの精度・信頼性、アーティスト側の開示義務の有無、リスナーへの情報提供のあり方——これらは業界全体が直面する構造的課題だ。ハイプでも批判でもなく、ログと発言だけが真実を示す。今回のケースはその典型例だった。
関連リンク
- Treblo(旧Sonauto)– Free AI Music Generator:テキストプロンプトからボーカル・歌詞付きの楽曲を生成できる無料AIミュージックジェネレーター。今回「Rubberz」への使用が指摘されたサービス。






