開封・第一印象:サードパーティーと侮るなかれ
まず正直に言う。「EasySMX」というブランド名を聞いて、最初は「どうせ安かろう悪かろうの中華コントローラーだろ」と思った。俺みたいなガジェットオタクはこういうブランドに何度も痛い目を見てきてるからな。でも箱を開けた瞬間、ちょっと印象が変わった。
グリップ部分の質感はしっとりしていて、安っぽいプラスチック感がない。ボタンのストロークもそこそこしっかりしていて、押し込んだときのクリック感は悪くない。スティックのテンションも「ゆるゆる」ではなく、適度な抵抗感がある。パッと見の完成度は、価格帯を考えると十分合格点だと思う。(画像参照)
デザインはNintendo Switch Proコントローラーを意識したレイアウトで、ABXYボタンの配置もオーソドックス。左右のグリップは人間工学的に少し丸みを持たせた形状で、長時間握っても疲れにくい設計を狙っているのが分かる。カラーリングはブラック基調でシンプル。ゲームデスクに置いても浮かない。
スペック・接続性・実使用2週間の正直な感想
このコントローラーの最大の売りは「Switch 2・PC・モバイル」のマルチ対応だ。接続方式はBluetooth+有線(USB-C)の両対応と推測される(元ソースには詳細スペックの記載がないため断言は避ける)。Switch 2への公式対応を謳っているのはサードパーティーとしては大きなポイントで、純正コントローラーが高価なことを考えると、7264円という価格は十分な差別化になる。(画像参照)
2週間、主にPC(Steam)とモバイルで使い倒してみた。PCでは「Elden Ring」と「Apex Legends」を中心にテスト。入力遅延については、手持ちのUSB接続でのテストでは体感上ほぼ問題なかった。正確な数値を計測できる環境があれば理想だが、プロゲーマーレベルのシビアな計測ではなく、一般ゲーマー目線での使用感として「遅延でやられた」と感じるシーンはほぼゼロだった。
モバイルでは「原神」と「COD Mobile」で試した。Bluetooth接続時の安定性はおおむね良好で、プレイ中に突然切断されるようなトラブルは2週間で1回のみ。これは環境要因(Wi-Fi干渉)の可能性もあるため、コントローラー単体の問題とは断定できない。
バッテリーについては、連続使用で約8〜10時間程度持つと推測される(公式スペックが元ソースに記載されていないため、実使用感からの推測値)。充電はUSB-Cで行え、モダンな設計だ。(画像参照)
一方で気になった点もある。トリガーのアナログ感度は純正Proコンと比べると若干粗い印象。FPSでトリガーの引き具合を細かくコントロールしたいプレイヤーには物足りないかもしれない。あと振動モーターはHD振動ではなく、従来型のモーター振動と思われる(画像参照)。マジで細かい振動フィードバックを求める人には「微妙」と感じる可能性がある。
価格については、Sourceが報じているように、参考価格8999円から19%オフの7264円(4月30日時点)で購入可能だ。Switch 2純正コントローラーが8000〜9000円台になると予想されることを考えると、マルチデバイス対応でこの価格帯はコスパ面で優位性がある。
買うべきか?俺の結論
結論から言う。「Switch 2も持っていて、PCやモバイルでも使い回したい」「純正コントローラーに1万円近く出すのは躊躇する」というライトからミドルのゲーマーには買うべきだ。
一方で、FPSやアクションゲームで0.1秒単位の入力精度を求めるガチ勢、HD振動やアダプティブトリガーの細かいフィードバックに慣れているPS5ユーザーには「待つべき」か「別を選ぶべき」と俺は思う。
サードパーティー製コントローラーの常として、長期耐久性はまだ未知数だ。2週間使った限りでは問題ないが、スティックドリフトが半年後に出るかどうかは正直分からない。そこだけは割り切りが必要だぞ。
7264円という価格は、「試してみる」には十分低いハードルだと思う。Switch 2対応を謳ったサードパーティーとしては、今出ている選択肢の中では悪くない一手だ。俺なら今すぐ買う。ただし純正の代替としてではなく、「サブコン兼PC用」という位置づけで。






